あかい め だま の さそり
星めぐりの歌 - YouTube
星めぐりの歌 - Youtube
赤い目玉のさそり 広げたわしのつばさ 青い目玉の小犬 光のへびのとぐろ オリオンは高くうたい 露と霜とをおとす アンドロメダの雲は 魚の口のかたち 大熊の足を北に 五つのばしたところ 小熊の額の上は 空のめぐりの目当て 出ました、宮沢賢治シリーズ。 さそり座:赤い星(アンタレス)は、実際には目の部分じゃなくて心臓にあたる部分 わし座:中央の明るい星(アルタイル)は、彦星としておなじみ。こと座のベガ(織姫)、はくちょう座のデネブと合わせて夏の大三角と呼ばれる へび座:あまり明るくないので見つけにくい。彼の時代でははっきりと見えていたのでしょう オリオン座:冬の星座だし、これはよく見えますね! ♫ 【星めぐりの歌】 - YouTube. アンドロメダ座:アンドロメダ銀河にはブラックホールが在るという... うお座:アンドロメダ座とうお座は近くにあるけど、魚の口のかたち? おおくま座:北斗七星の柄杓の先を5つ伸ばすと... おお、北極星だ こぐま座:しっぽの先端は北極星(Polaris)。額の上にあるのは北斗七星 プラネタリウムもありだよね。意外とあるぞ、深谷市近郊のプラネタリウム より大きな地図で 深谷市近郊のプラネタリウム を表示
よく夜の野山を散歩したという賢治が、星を眺めながら歌うのを想像して制作しました。バイオリンが好きだった妹とし子が前奏を弾き、それに乗せて賢治が歌うという想定です。 間奏ではとし子のバイオリンとともに、歌を担当の賢治がチェロの演奏を披露してハーモニーを作り出すという設定にしています。そのシルエットをアニメーションにも織り込みました。 天にいつまでも輝く双子の星チュンセとポーセ、そして宮沢賢治と妹とし子に、この作品を届けたい! そんな思いで作りました。 ケンタウル祭の夜に独りたたずむジョバンニ少年と、その後ろで静かに寄り添う賢治のツーショットでスタート(ジョバンニ、君はほんとうは独りじゃないよ)。 ラストで横切る流れ星は、『銀河鉄道の夜』のカンパネルラでしょうか、あるいは『双子の星』のチュンセとポーセを乗せた彗星でしょうか。チュンセとポーセを乗せた彗星なら、このあとまだまだ二人の旅は続きますね。 これを見てくれた人が、宮沢賢治の作品や心に少しでも興味を持ってくれたら幸いです。 「星めぐりの歌」の歌詞は本当の星空の通り?