空想 科学 研究 所 ガンダム

April 28, 2024, 3:02 pm

テーマは「どっちが強い!? 」。ガンダムとエヴァが戦ったら? ケンシロウと勇次郎が戦ったら? など作品の枠を超えた32対戦を科学的にシミュレーションする! 発売日: 2013/10/18 著 者: 柳田理科雄 出版社: KADOKAWA 価 格: ¥1200(税別)

『カミナリはここに落ちる 雷から身を守る新しい常識』(岡野大祐 著/オーム社出版局)によれば、1回の落雷は、電力に換算して100億kW、電気が流れる時間は80マイクロ秒(100万分の80秒)。エネルギー=電力量は「電力×時間」で計算できるから、80万kW秒=222kW時。これは一般家庭2カ月分ほどの電力量だという。 雷は、一瞬に流れる電力はすさまじいが、流れる時間が短いため、エネルギーはそれほど大きくはないのである。 それでも100万本分となると、2億2200万kW時。これは、全国で消費されている電力の2時間余りに相当するというとてつもないエネルギーだ。これで長さ24m(画面で測定)、推定重量13t(日本刀を元に計算)のスーパーメーザーを振るうと、そのスピードはマッハ1760!直径1. 8kmの岩が砕け散る! モビルスーツや汎用人型決戦兵器、巨大ロボットが振るう剣は、あまりに強力である。これらが実際に開発されることはないだろうし、あってはならないと思うが、彼らのカッコよさに憧れた少年少女や若者たちが、科学の心を刺激され、全く違う素晴らしいものを生み出してくれるのではないだろうか。人間の想像力は、本当に素晴らしい! ※原稿では数字を四捨五入して表示しています。このため、示している数値を示された通りの方法で計算しても、答えが一致しないことがあります。 イラスト:古川幸卯子 柳田理科雄 やなぎた・りかお●1961年鹿児島県・種子島生まれ。本名。東京大学理科Ⅰ類中退。91年、学習塾「天下無敵塾」を設立。96年『空想科学読本』を出版すると60万部のベストセラーに。99年に空想科学研究所を設立。以降、主任研究員として、書籍や雑誌での執筆、講演、ラジオ・TV番組への出演などを精力的に行う。「平成27年度『朝の読書』(学校)で読まれた本 中学生部門」で『空想科学読本』が1位を獲得、現在も幅広い層から支持されている。

武器と言えばやっぱり剣 気が付けば、ロボットが人間社会に大きく進出してきている時代である。 家庭では掃除ロボット、ペットロボット、コミュニケーションロボット。工場では産業用ロボット、災害現場では調査ロボットやレスキューロボット、深海や宇宙では探査ロボット。自動運転の車や、自律飛行のドローンも、ロボットの一種だろう。 だが、アニメや特撮の物語で「ロボット」といえば、人間の形をした「アンドロイド」や「ヒューマノイド」、そして「巨大ロボ」のことである。 そして、これらに欠かせない要素が「戦う」ことだ。 彼らの武器には、ビームやロケット弾などさまざまなものがあるが、中でも一大潮流を成しているのが「剣」である。 科学の粋を集めたロボットの武器が、剣。 時代が逆戻りしているような気もするが、人型のロボットなのだから、人間が武器にするものを武器に持つのも当然……という気もする。 今回は、空想の世界のロボットたちが、どのような剣で戦ってきたのかを振り返ってみよう。 ビームサーベルが日本を救う? 数ある剣の中でも、記憶に強く残るのが『機動戦士ガンダム』(1979~1980年)のビームサーベルであろう。 普段は柄(つか)だけで、手に取ると赤いビームが伸びて刃渡り10mほどの剣になる。 『機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART. 1 一年戦争編】』(バンダイ)によると、ビームサーベルの刃は、ミノフスキー粒子(架空の粒子)を圧縮して、縮退・融合させたメガ粒子のビームであり、直接放出時に出る熱エネルギーで攻撃するという(縮退とは、粒子が最大の密度で密集すること)。 なぜビームが剣の形になるのだろう。ひとたび発射されたら、どこまでも飛んでいきそうな気がするが。 筆者が想像するに、メガ粒子に寿命があるからではないだろうか。例えば、メガ粒子が秒速1000mで発射され、寿命が0. 01秒だとすると、ちょうど10mの長さを保つことになる。 確かなのは、その威力がすさまじいことだ。作中で初めて使用したときに、ジオン軍のモビルスーツ・ザクの胴体を一瞬で両断している。 これを熱エネルギーでやったとなると、恐らくビームサーベルの幅と同じ30cmほどの領域を蒸発させたのだろう。前出の『MS大図鑑』によれば、ザクは全高18. 0m、本体重量58. 1t、装甲はチタン系の超硬合金。ビームサーベルが、ザクの胴体に触れてから、切断して離れるまでの時間を計ると、わずかに1.

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